うだ話13


     うだ話13  考古学に関わる人の分類

抽象的なタイトルですが、考古学に関わる人をちょっと分類。

1.大学教員
私たちが受験するとき考古学を学べる大学が少なかったですが、今は乱立状態?(^^ 研究と教育。
2.文化庁
ここは数名かな? 全国の調査指導、遺跡保存他。
3.独立行政法人研究所
主に奈良文化財研究所。 調査(調査部)と基礎研究(センター)。全国の技師等の研修(センター)。
4.地方自治体職員
全ての自治体合わせて数千人ですか?
文化財保護法にもとづいて、周知の埋蔵文化財を保護すること。57条の届出などを検討し、現状保存、発掘調査、立会調査などを判断し、開発者と遺跡の現状保存について協議することが主な仕事。現状保存出来ない場合は、財団法人に調査を依頼したり、開発者の協力のもと調査。
5.財団法人職員
地方自治体の判断にもとづいて発掘調査を行う。
6.専門業者
発掘調査の土木部分を請け負う土木会社。図面を作成する航空写真測量会社(土木、測量全てを請け負う会社も多数あり)。発掘調査から遺物調査まで全てを請け負う会社。花粉分析など分析を行う会社。遺物の調査、分析を行う会社。発掘調査、遺物調査の用品(遺物収納箱や実測道具)を作り販売する会社。(世間で研究者といわれている人たち以上に、真剣に分析、研究をしている方々もいらっしゃいますが、契約等のあり方からここに分類しました。)
7.個人
民間企業などに勤めながら個人で研究をする人。
8.ファン
現地説明会、講演会に参加する人。

さ〜て、この中で、「考古学の研究」が業務上位置づけられている人は1と3?


高度経済成長期以降、4と5の人口が急激に増え、それに伴って6が増加。発掘調査が注目されると8が増加(3の動向がちょっとわかりませんが・・・)。バブル経済で、この辺が一気に増えて今の状況でしょうか?でも、学問として考古学に関わっている人は、高度経済成長期から殆ど変わっていないような。結局何が増加したのか?「埋蔵文化財」に関わる人が増えた!

「考古学」と「埋蔵文化財調査」は別のものであることをご存じでしょうか?考古学は遺物、遺構など物質資料から歴史を明らかにする学問。埋蔵文化財とは、うだ話3でも書きましたが文化財保護法に出てくる概念で、何だか良くわからない(^^  
埋蔵文化財調査は考古学の手法を用いて文化財保護法にある「周知の埋蔵文化財包蔵地」を調査することです。

地方自治体に所属する文化財保護担当職員は、文化財保護法に規定された届出を検討し、建物の基礎部分の設計変更をお願いするなどして、周知の遺跡を現状で保護することが第一の業務です。発掘調査はその次の手段(最後の手段とは思ってません)。職員になった時は発掘調査ありきで採用されていますが、よくよく文化財保護法を読んでみると、調査のことは少ししか出てきません。

よって組織、職務では「行政内研究者」という方は存在しません。研究は個人の部分です。業務でできるのは、発掘調査したものを地域史の中に位置付ける分析だけです。だから、研究という点では7になるのでしょうか?もしかしたら8かも?(..ゞ アセ 
分析もしない人がいますので、この人達は単なる公務員?

今回は全く脈絡なく書いて、ホントのうだ話になってしまいました。最近サイトで出ている意見に触発されて書いてみました。うだ話11から13は1セットですが、何だか良くわからない?これ以上書くとホント滅茶苦茶になるので、これにて終了!

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