うだ話14


     うだ話14  展示・書籍 3題

平成15年秋はいろいろとおもしろい展示会が多いです(個人的にかな?)。 そこで、うだうだいいながら紹介(^^

高槻市立しろあと歴史館(大阪府) 
 平成15年度秋季特別展 「高槻の古窯 古曽部焼の世界」
 平成15年10月11日から11月16日
 入館料200円 サイト

大阪府高槻市で、18世紀後半から大正にかけて焼かれた地方窯。伝世品を中心に展示し、様々な器種などが焼かれていたことがよくわかります。平成10年に実施された灰原の発掘調査成果も取り入れらています。
(調査当時、現場を拝見しました。窯が出なかったことが残念です。)
展示と同名の図録も良い物で、入門書としては最適!オールカラーで一部500円という値段もお得!

池田市立歴史民俗資料館(大阪府)
 平成15年度特別展 「江戸時代のまち−池田と摂河泉の在郷町−」
 平成15年10月10日から11月30日
 入館無料 サイト

在郷町「池田」は酒造業で有名です。今回の展示は、伊丹郷町(兵庫県)、久宝寺寺内町、富田林寺内町、貝塚寺内(大阪府)など、摂河泉にある他の在郷町との比較検討(町制など)を行って、池田の特長、在郷町の多様性を説明しています。古文書が中心の展示ですが、絵図も多数あり、どなたでも楽しめそうな展示です。
(貝塚寺内を在郷町として扱われているのはちょっと不満(笑)。)
図録も丁寧に作られていますので、摂河泉の町について知りたい方には必読書!(価格不明・・・・・)


ちょ〜個人的興味!

大阪府立弥生文化博物館
 平成15年秋季特別展 「森本六爾、小林行雄と佐原真」
 平成15年10月4日から11月30日
 入館料600円 サイト

ほんとにちょ〜個人的な興味です。3人の直筆がガラス越しとはいえ、直接みれることに感動。唐古・鍵遺跡1次調査の報告書原図が見られたことも・・・・。
(他の図面、縮小原図ではなく、原図を拝見したかった・・・・・(泣)。)
それにしても、佐原氏が学史の人になられたことに、寂しさを感じました。もっと活躍していただきたかった。

以上、近畿限定の非常にかたよった展示会の紹介でした。

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