うだ話65


     うだ話65  確認調査・・・あれこれ

遺跡内で確認調査をします。その場所の地形や周辺の遺構のあり方、既存建物の配置を考えて、数ヶ所にトレンチ(細長い調査区)やグリッド(平面形がほぼ真四角の調査区)を設定して調査を実施します。

普通はこれで建物基礎での遺構の破壊度合いや遺構の残り方が、ほぼ把握できます。できないこともありますが。

私の場合、確認調査で遺構が確認できて、協議もまとまって、さ〜!本調査だと表土の重機掘削をはじめてみると、あれ?私が掘った所は確かに遺構はありますが、その他はほとんどない?既存建物の基礎で破壊されてる?池が出てきた!

急遽、開発者と協議して、調査の縮小、航空写真測量委託の中止、などなど行います。これが今まで2度ほどありました。開発者としては災難なような、良かったようなですが、こちらの立場は丸つぶれ。一所懸命謝ります。全体の調査費は必要なく、期間もかからなかったので、2度とも許してもらいました。笑われましたけどね。

認識が甘かったと反省すると共に、私って遺構にすいよせられるかと変に喜んだりします。

これと逆の人がいてびっくりすることがたびたび。

トレンチ調査をするのですが、その人は必ず既存建物の基礎部分を掘ります。そして、遺構は確認できませんと報告。

再度、基礎の無かった所にトレンチを入れてみると、遺構がありました。即、発掘調査について協議開始、調査着手。とにかく待たせるのはいけません。

確認調査、こんな人がすると開発者にとっては天国ですね。こちらにとっては・・・。

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